東野圭吾

承認欲求との付き合い方

東野圭吾『容疑者Xの献身』(文春文庫、ISBN978-4-16-711012-3)384頁より。天才的な数学者の考えを描写した場面。 誰かに認められる必要はないのだ、と彼は改めて思った。論文を発表し、評価されたいという欲望はある。だがそれは数学の本質ではない。誰か…